第3183回

東日本大震災から9日ぶり石巻市で2人救出

今回の地震で、最大の出来事で、しかももっともやっかいな原子力発電所での事故、それも炉心の溶融につながりかねない大惨事に、全国全世界の目が注がれています。日本が、世界の舞台に立っています。その舞台で、消防職員も自衛隊も、突然舞い込んだ未知との遭遇で、実に果敢に闘ってくれています。日本人の誇りです。

そんな暗い話の中で、やっと救出劇がありました。これまでも自衛隊だけでも10万人が投入されて、がれきの下を検索して、救出を試みていますが、このような吉報はほとんどありませんでした。それだけ今回の震災の被害は、重層式になっていて、上から目線では救助もままならないようです。

大きな船が、そこかしこに鎮座しています。どうやって撤去するのかと心配しますが、大型ヘリでも、大きい物の撤去は、やっかいでしょうね。そしてまた、今年の日本列島は寒い。低体温症も、東北では多くの人がこうなっていると言います。着の身着のままの生活ですから、本当に気の毒です。

気になる福島原発ですが、東京消防局などの特殊車による連続放水で、急場はしのげたとの報道に、ホッとしています。東京電力は、ここの発電機の冷却能力を回復させるために、あらたな電力の供給を試みていますが、電力2号機、5号機への結線が出来たようです。

津波による電気部品の損傷で、冷却装置が休止し炉心が露出して溶融が始まったわけですが、何とか水の本格的供給がはじまり、100度以下の水温を保てるようになると、放射性物質の飛散を抑えることになります。この被害が一番恐ろしい。

突然、福島原発への派遣を命令された東京消防局職員の奥様が、「日本の救世主に」というメールを夫に返したという話は、日本中の日本人が、世界の人々が、「頑張れ日本」を人に言いながら、本当は自らの励ましにしていることの象徴の一つではありませんか。

嬉しいことに、仙台の緊急対策本部に贈った「讃岐麺」が、届いたとの知らせがありました。何とかここ一番、知恵と力をあわせて頑張りませんか。「頑張れ日本」!

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