尖閣映像の漏洩問題
9月に尖閣諸島付近でおきた、中国漁船衝突事件の映像が、インターネットの動画サイト「YouTube」で流れています。世界中がこの話題で、盛り上がっています。日本政府の情報管理のずさんさを笑うものですが、この類の暴露というか漏洩は、世界中のインターネット上でおこっているようです。
Wikileaks(ウィキリークス)という組織がストックホルムだったかにあって、匿名による政府や、企業、宗教に関わる機密情報を公開するウェブサイトです。リーク情報を独自に精査して、本物だと確信したものを、ネットに載せている組織です。資金は世界中からのカンパで、賄っていて、首謀者はアメリカから犯罪者として訴追を受けています。
Wikileaksは、「我々の主目的は、アジア、旧ソビエト連邦、アフリカのサハラ砂漠以南、そして、中東の圧制を強いている政権を白日のもとに晒すことであり、また、世界の全ての地域で、政府や企業によって行われている非倫理的な行為を暴露したいと考えている人たちを支援していきたい」と主張しています。
私もこの二つのサイトを見ましたが、中国漁船の衝突映像は明らかに、海保から検察側に提出された裁判上の証拠品でしょう。それが衆目の興味にさらされるのは、まさに犯罪です。一方ウィキリークスは英文で、残念ながらその価値は、私にはわかりません。
日本政府が公表しないからと言って、公務員が、正義の味方ぶってはなりません。公務員も締め付けが厳しいところ、例えば自衛隊とか、警察とか、これまでにはほとんど無かった情報の漏洩が続きます。
同列ではありませんが、警視庁から漏洩したと見られる「国際テロ捜査情報流出」も、現代を象徴した事件です。多くの関係者の生命財産が脅かされています。密告によって、事件が発覚することもありますが、国家機密となれば、それは次元が違うと思います。
インターネットは、非常に有益な情報収集手段です。しかしそれは手段に過ぎず、目的ではありません。私のパソコンにも、毎日頼みもしないのに数多くのメールが届きます。最近は女性の名前になっていて、思わず開きそうになります。便利すぎるのも、不自由な感じがします。