第3020回

小豆島も瀬戸内芸術祭が続く

諸般の弔辞で小豆島へ渡りました。高松港からフェリーで1時間です。車で行くのは初めてで、いつもは高速艇で30分という便を利用します。今は8時ですが、港には、「瀬戸内国際芸術祭2010アートと海を巡る百日間の冒険」の見学者が、フェリーや高速艇を待っています。明日からの3連休の前と高を括ったのですが、あに図らんや、4連休の人も多かったようです。

市井の話で恥ずかしいのですが、フェリー代が往復何と12,000円もするのです。妻を乗せましたからプラス600円の往復です。これは少し高と思います。最もフェリーを利用する人は常連客で、そうするといつものことで、そう大きなクレームにはならないようです。

土庄港へ上陸して、時間稼ぎで近くの芸術祭作品を観ます。初めて「エンジェルロード」という名所へも立ち寄りました。引き潮時に道(浅瀬)が現れて、二人で向こうへ渡ると幸せになれるという仕掛けです。生憎私たち若年組が行くと満潮でしたが、若いカップルは引き潮めがけて、事前によく調べて行って下さい。

その近くにも作品がありました。流石に海をバックにした物も多く、このあたりの2作品は、「瀬戸内国際芸術祭」ならではの作品です。そして本来の目的であった、親類の家へと向かいます。ちょうど良い時間になりました。

それからまた作品群を観に、車で移動です。バスを待つ人を尻目に、同じ方向であればお乗せするのですが、私ら夫婦は至ってわがままで、全部を細かく見るつもりはなくて、実に雑駁な芸術鑑賞者ですから、お乗せしても不快感を与えそうで、わが道を行きます。

テレビ新聞雑誌、あらゆる物で取り上げられて、作品も初めてでありながら、何度か来たような錯覚を覚えるほどに、県民の中に入ってきています。来場者数が当初予想の40万人から、60万人に及び、一部の島では乗船客の積み残しも頻発しているようです。

夫婦して最近運動不足で、「肥土山・中山地区」の作品群を見て回るのに、ついつい愚痴が出て来ます。人よりは楽な方法で見学しているのにも拘わらず、人の倍は愚痴を言っているでしょうか。反省しながら、「わらアート」や「小豆島の家」などを見学します。これがまた面白いのです。作者の意図などお構いなく、勝手に評論をしています。

 

昼食は迷いながら、「井上誠耕園忠左衛門カフェ」へたどり着き、本日限りの「手延べ冷パスタ」や石焼きヒビンバ風「パエリア」、「ひしお丼」などを頂きました。鈴木店長、島田さんらは、ネットの写真以上に美人でした。おご馳走になりました。ここは海の見える高台にあり、秋風そよぐテラスでの食事が楽しめました。盛和塾香川・井上智博氏の経営です。℡0879-75-0282

そして圧巻は念願の、「森國酒造℡0879-61-2077」に社長の池田亜紀さんを訪ねました。一度行って見たいと念願していた、2008年に再開した島唯一の「造り酒屋」です。古民家を再生した社屋に、新しい藏を併設した小さな造り酒屋でした。奥からお母様も出てこられて、高松にいる時よりも、現場はお二人を若く、ひとしお元気にしていました。やはり現場ですね。金賞受賞の大吟醸を譲って貰いました。

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