海人細谷公広さん逝く
まだ52歳ですよ、若すぎませんか。私と年もさほど離れていず、親友の妹の旦那様です。朝刊で、訃報を知りました。暫く待って7時過ぎに、親友の武藤忠数に電話をしました。勿論違っているわけはなく、今日の11時からの葬儀告別式でした。
沢山の友人知人でした。人柄がにじみ出ている告別式です。会場には「小田和正のベストアルバム」が流れています。およそ葬儀会場で聞く曲ではありませんが、喪主の細谷伊都子さんらしい、「好きだから」という旦那への供養の曲なのでしょう。少なくても私には、心地よい響きでした。
親族の焼香の後は、来賓ではなくて、「友人」です。20人位がカップルで焼香しています。失礼な見方ですが、奥様もほとんど全員が茶バツです。西浜漁港に近い浜ノ町で居酒屋を営みながらのオーナー業ですが、友達も素朴な良い奴に見えました。お嬢さんの葬送の手紙にも、「どうにもならないろくでなしの父へ、また次も家族でいようね」と、親父ばかりか、つい親父の取り巻きも涙を誘われます。
このような場所ですから、死因は聞けませんでしたが、親類の方が「入院していた」と言うのを聞けば、やはり飲み過ぎの病気かなと思います。私も人のことを言っている場合ではありません。肉体は60年近く使って疲労がたまっています。休肝日や休息日を作らないと、内臓諸氏に申し訳がない。今暫く、出来れば20年は動いて貰いたいものですから。これを機会に、反省して悔い改めます。
出棺に先立ち、館内の花が無くなるほど大勢の参列者が棺の中に花を添えていました。私も百合と蘭を入れました。素で生きた人間が大勢の人におくられて、理屈で生きたら誰も相手にしてくれなかったりして。
そしておくり歌は、「ブルガム・ブラザーズのウォンビーロング」でした。ガンガン流れていて、その間を棺が渡り霊柩車に納まります。司会者が「故人の好きだった歌ですから・・・」と断りを入れながら、曲は今日ばかりは終わらず、エンドレスで続いていました。