香川県立大学設置を検討へ香川県が動く
池田豊人香川県知事は20日、県立大学の設置を検討する方針を明らかにした。県出身の大学進学者の8割超が県外の大学へ進んでいる現状を踏まえ、県内に進学先を確保することで、若者の県内定着を目指す方針のようだ。新たな県立大学を新設するか、もしくは県立保健医療大(高松市牟礼町)を拡充することが考えられる。今後、検討委員会を設置し、県内の国私立大などの意見も聞きながら検討を進めると、2月定例県議会の代表質問に答えた。
県によれば、県人口の減少を受け若者の県内定住を促す施策を展開しているが、大学進学時と就職時に県外に流出する傾向にあるという。県出身の大学進学者の82.7%が、県外大学へ進学。これまで県内に投下された教育費は、残念ながら雲集霧散。県外進学者のうち、大学卒業後に県内で就職するUターン就職率は27.6%にとどまる。
一方、県内大学への進学者のうち77.4%が県内で就職しており、大学進学時の進路が就職先の選択に大きく影響していると言えそうだ。早くから言われていたことだが、やっと改善の端緒が見えてきた。若者の県外流出の背景には、大学進学希望者に対して県内の大学定員が少ないことが指摘されており、都道府県別の大学定員ランキングで香川はワースト4位となっている。
こうした現状を踏まえ県は、県内大学への進学の選択肢を増やすことにしたようだ。問題は少子化が続き、大学入学者数も全国的に減少している。やっていける目玉大学・学科が出来るかどうか。私は先の県立保健医療大(高松市牟礼町)を拡充することを基本にして、就職に直結できるような学科の新設が求められていると思うのです。
香川県の高校生は勤勉でまじめ、保健医療系の人材募集はこれからも続くだろうし、ITデジタルAI時代に対応出来る人材も欲しい。例えば警察官でも、過去には体力勝負のムキムキマンといったイメージだったが、昨今はモニターカメラ映像やスマートフォン(スマホ)解析などに成果が見られる。人口減の世界では、ITデジタルAI技術の支援が欠かせない。
高松大学佃昌道学長には申し訳無いが、高松大学へ進学を希望する高校生は多くない。特に男子生徒は、どうだろうか。徳島文理大はサンポート高松にキャンバスを移して、活気づくと思うが、四年の後、就職するためのスキルとしては薬学科を除いて弱い。キャンバスが近いアナブキ専門学校や観光業に特化した短期大学など、民間は進学生のニーズをくみ取った内容で、就職にも有利な課程が用意されている。
私が尊敬してやまない北陸金沢は、大学専門学校が確か2桁を数えたと記憶しています。この先は東京や大阪・京都などの大都市へ行こうとする大学生は確実に減るように思います。県は大学を通して地方に働くところを作り、就職組は、既存の中小中堅企業にもっと目を向けるべきだと私は思います。日本一住みやすい香川県高松、県立大学設置は大歓迎です。池田豊人香川県知事やりますね。