コトデン連続立体化中止の答申がでました
公共事業などの継続の適否を審議する「香川県公共事業再評価委員会(委員長・井原健雄香大名誉教授)」が8日開かれ、2004年から休止中の「琴電連続立体化交差事業」について、県の諮問通り「事業中止」の答申をまとめた報道されています。
同事業は高松市中心部を南北に走る琴電の軌道3.6㎞を高架化して、海岸ぶちで再開発なった「サンポート高松」に乗り入れ、交通渋滞の解消とJR高松駅との連結を強化する計画でした。
すでにテナントビルや小商い店の解体が終わって、次の工事を待つ状態になっています。一部は暫定道路になったりして、それはそれで全くのゼロ効果ではありません。
この事業の総事業費は約340億円で、すでに用地取得などに47億円を使い、内20億円が国からの補助金で、返還請求もあり得る状況です。まさに「前門の虎後門の狼」現象です。別に寅年にかけている訳ではありませんが。
一時は都市機能活性化の起爆剤と期待が大きかったのですが、琴電の経営破綻なども重なり、いまでは「時代遅れ」の感が否めないと思います。専門的には、「費用便益比」と言うらしいのですが、要するに投資対効果が見込めないという一言に尽きるようです。
私は比較的琴電を利用する一般客です。通勤客ではありませんから、さほど不便は感じません。コンピュータの「駅探」などで検索すると、この間は徒歩7分と出てきます。確かにあると便利ですが、これから290億円も投じるとなれば、はっきり言って「いらない」と私は言います。
ただお願いしたいことは、琴電の運行ダイヤルを多少変えてでも、接続性を高めて貰いたい。特に21時頃にJR高松駅に到着して、乗り換え3分というのがいまの現状です。それも琴電が15分ごとにあればそれも許せますが、30分ごとの運行の時間帯なら、本当に怒りますよ。創意工夫が求められる時代の、公共事業です。