第2704回

就職指導担当の先生方との懇談会の2日目

懇談会の2日目です。昨日は対象を、「大学・短大・専門学校」の就職担当の先生方とし、本日は高校の就職担当先生方に絞っての懇談会です。今回から考えるところがあって、2回に分けてみました。川崎照夫委員長に変わって、新しいことが始まっています。

香川県中小企業家同友会からの企業側も、参加者がこの2日で間で微妙に違います。しかし2日間とも料理は、鮨を除いて全く同じです。これには開いた口が塞がりませんでした。事務局は念押ししたというのですが、ホテル側には伝わってなかったのか、はたまたホテル側の都合だったのか。

高校の就職担当の先生は、熱いですね。特に3年間何らかの形でかかわった先生は、この子を「何とか」したいという気持ちが強いのです。同じ卒業生でも、進学はその子のでき次第というところが強いのですが、高校生の就職は、先生の紹介が人生を決めると言っても決してオーバーではないように思います。

もちろん頂いたその「師の恩」に、その子がどう取り組むかという態度も人生を分ける訳ですが、そう言う意味においても、高校の先生は子供らに大きな影響を与えます。

昨日の「大学・短大・専門学校」の就職先生中でも、高校責任論もほんの少しですがありました。生活態度、特に倫理道徳観と、「読み書き算盤」の基礎学力の欠如を言われている訳ですが、もちろん高校の先生にも小中学校責任論はあります。

しかしわれわれ企業は、給料を払って生活態度、特に倫理道徳観と、「読み書き算盤」の基礎学力を、業務知識専門知識とは別に教えます。心配しないで、それぞれの責任と楽しみを、企業に託してくださいと申し上げたいところです。

この先大学・短大・専門学校への進学は、私は激減すると思います。もちろん進学して専門の勉強をすることは、今も昔も大変価値のあるところです。しかし大学さえ卒業したらどうにかなるという考え方は、この先は通用しません。ましてや大学院まで行ったんだ「どうだ凄いだろう」という人へは、「お気の毒」というほか言葉がありません。

働くという喜び楽しみ意義を、子供達にも分かって貰いたいし、ご両親にも再確認して頂きたいところです。公務員は安定しているから良いというのは、もはや幻想です。大企業が良いというのも、定年まで働く労働環境ということでは不確定要素です。

子供と親と企業が、三方よし、つまり三方の「真の幸せ」を望むのであれば、選択肢の中に、「多少の許し」が必要なのではありませんか。

日本国内に99.8%の中小企業があって、労働人口の60%がそこに働いています。われわれ中小企業家は、全従業員の物心両面の幸福を追求していきます。どうぞそこにも視線を、両目とは申しませんが、片目だけでも注いでくださいませんか。お互いの幸せのためにです。

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