第2574回

議員の世襲制に思うこと

21日の午後にも衆議院は解散し、8月30日の投開票へと日本中が騒がしくなります。その分、商売が暇になると心配が先に立ちます。

特に夏商戦に売上の多くを計上している会社や経営者は、大打撃を受けることでしょう。政治は何もしてくれない、せめて足を引っ張るのだけはやめてと声を大きくして言いたい気分です。

それに増して、讃岐路というか四国の瀬戸内海沿岸の都市は、松山にしても水不足にあえいでいます。まだ香川県には、香川用水という早明浦ダムからの水の有効活用の恩恵があって、愛媛県の都市に比べると水利用の方法が進んでいます。それだけ早くから困っていたと言えるし、愛媛県下の都市の水利用が多くなって、不足するようになったとも言えると思います。

さてそんな心も気温も商売も暑い中で、衆議院議員選挙です。選挙と言えば世襲議員が魔女狩りの対象になっていますが、世襲制は議員という業界ではダメなのですかね。

稲盛和夫塾長は上場企業などにあっては、世襲制はよろしくないとおっしゃいます。反面わが社のような中小零細企業では、「社長の覚悟」を引き継ぐのは、幼い頃から社長の背中を見てきた息子・娘が適しているのではとおっしゃいます。

わが社も長男に継承するつもりで準備をしています。よく親子はDNAが一緒だから、よく似ているからと言われます。子供にその気がないのであれば大きな不幸ですが、そうでなければ両方が世襲を評価しているのではないでしょうか。

神奈川12区でしたか、小泉純一郎元総理の次男さんが5世議員として立候補する予定です。小泉純一郎は自民党の古い制度しきたりを変えると言ったのに、自分の息子を後継者にするのはけしからんと言うマスコミ報道ですが、そうですかね。

われわれのような家業に毛の生えた企業と、議員さんの家庭事情はそんなには変わらないと思います。ましてや自分の家屋敷は勿論抵当に入れて、生命保険まで預けて、「経営」しているのは全く一緒ではないかと私は言いたい。

その世襲議員が当選するかどうかは、それはその人の値打ちですから、軽々に論じることは出来ません。しかし立候補するのに問題ありの指摘や、ましてや法律で禁止することなど逆差別も甚だしいと思います。

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