第2455回

農林水産省「郷土料理百選」吉田のうどんスタンプラリー

うどんと言えば「さぬきうどん」に決まっていると思っている私が、首都圏で宣伝されているパンフレットを覗き見してビックリしました。

現にさぬきうどんを喰い求めて、瀬戸大橋通行料金が片道千円になった3月20日から、有名店は長蛇の列です。これまで5百円のうどん平均3店舗を求めて、往復1万7千円超の通行料を支払って粋客が来ていました。そのさぬきうどん以上のうどんが存在するのか。

そのパンフレットは財団法人ふじよしだ観光振興サービスが発行して、首都圏のJR東日本駅舎の無料情報提供コーナーにありました。

驚いたことに、富士急ハイランド近くの富士吉田駅を中心に、うどんのスタンプラリー店が全54店舗もあるのです。兵庫県の出石市の蕎麦街を連想します。

説明書きによると、「吉田のうどん」の人気の秘密は、恐らく日本でもここでしか食べられない独特の味と値段の安さにあると書かれています。

初めて口にする人には驚くほど硬めの太麺に、つゆは味噌もしくは味噌と醤油の合わせ味、具にはキャベツが添えられているのが特徴。また一度食べたら忘れられない麺の歯ごたえ、つゆの味だそうです。

人気のお店の中には看板や暖簾(のれん)が出されていない店もあり、目印は「吉田うどん」と書かれたのぼり旗だけとは、さぬきのうどん店と似ています。知らなかった私、恐るべしこの集客努力。放っておいても客の集まるさぬきうどん郷は、言い面での「試練」(稲盛和夫塾長は悪い場面は勿論、良い局面も試練ですと教えます)だと言えなくもないと思います。

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