第2271回

厚生年金改ざん疑い6万900件

舛添要一厚生労働大臣であっても、過去の根の深い組織ぐるみの偽造には、なすすべがないというのが現実のようです。私たちの目には、巧みに行政マンを指導する姿が想像できるのですが、もう後時間がない情勢(新首相の元での組閣)では、大臣も公務員も息切れ途中棄権となるのでしょうか。

年金問題はある一面、今の景気を押し下げていると思います。将来に年金受給という自らの老後をかぶせることが出来ないとなると、今の負担はとても堪えられません。公的年金が受け取れないとなると、老後の対策は私的年金か、預貯金という方へ向かわざるを得ないのです。そうなると、消費、特に大型耐久消費財の購入は、おぼつかないと思います。

社保庁は、厚生年金の全コンピュータ記録約1億5千万件(そもそもこれが多すぎると思いませんか。全国民以上の年金資格者がいますか。これをもってしても、いかにデーターがデタラメか分かる。)を対象に、総務省の年金記録確認第三者委員会で改ざんが確認された被害者の事実などを分析して、9割に当てはまった条件で検索した結果です。ですから間違いの実体は、もっと多いと思います。

ところで私ごとになりますが、小欄の3月22日『私にも届いた「ねんきん特別便」です』で書いたように、社会保険庁の仕事には大いに疑問があります。町村官房長官は、桝添要一大臣の「組織ぐるみの仕業」発言に、「言い過ぎだ」と苦言を呈していましたが、私から申すなら、「官房長官の立場なら何でも確認できるはずなのに、あなたはしていますか」と言いたい。私は桝添要一厚生労働は、よくやっていると思います。

それで先の特別便の件ですが、過日、9月1日現在の加入記録として、再通知が届きました。

加入制度 ①お勤め先の名称 ②資格取得

年月日 ③資格喪失年月日 ④加入月数

◎ 国年 国民年金 昭和47.4.7 昭和62.8.1 184

厚年 松野不動産㈱ 昭和62.8.1

結論から言うと、国民年金加入期間が今回新たに加えられた訳です。言わなければ少ないままで終わっています。こんな日本の行政機関が、あてにならないとは驚きです。自己責任ですね、これからは日本も。

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