熊本で観た好不況「最大70店舗を削減」のふくおかフィナンシャルG




17年前から、普賢岳噴火以来友好関係を続けている島原ライオンズクラブ創立50周年記念式典へ出席するため、九州にいます、北九州市から博多を経由して熊本へ移動しています。私は島原へは、ここ熊本から船で行きます。これが大変便利です。
熊本は不動産業者も、「全国区」が複数活躍しています。明和不動産やコスギ不動産、福岡は、「アパマンショップ」の発祥地でもあります。春日市(福岡県)のオクゼン不動産の奥膳優子さんもいます。九州の不動産業者は、元気ですね。
福岡からレンタカーを利用して、あちらこちらに立ち寄りながら次の展開を模索していますが、なかなかすぐに役立つ情報は落ちていません。
熊本は、博多からの新幹線工事が続いています。すでに県下南部からは、鹿児島までの新幹線が開通しています。新たに数年掛けて、博多までの新線が伸張します。そのためか、JR熊本駅舎は昔のままです。
また駅前の一等地の開発は、これからという箇所がいくつかあります。白川橋の近く食堂家屋は解体が始まっていました。おそらく借地権か相続問題で、これまで塩漬けが続いていたのでしょう。
駅前に木造家屋を挟んだ格好で、新ホテルが林立しています。新旧これからという格好です。
タクシーの運転手さんは不景気だと言うのですが、車で通りかかったワシントンホテルのあるワシントン通りには、九州一のソープ街が続いています。大盛況という感じが外からも伝わります。あくまでも外からですよ、念を押しておかないと、最近は妻にチクリも多くて内容にも苦労します。紹介がないと入れないという会員制まであるというから、まるで九州の先斗町(ぽんとちょう・京都の置屋が建ち並ぶ界隈)ですね
かというと、下通り繁華街にある飲食店も、段々悪くなっていねとも言うのです。現に当地新聞には、「最大70店舗を削減1,000人のリストラ」と報道されています。
ふくおかフィナンシャルグループ(FFG福岡市)は、傘下の福岡銀行(福岡市)、熊本ファミリー銀行(熊本市)、親和銀行(佐世保市)の三行合わせた現在の379店舗を2010年までに最大70店舗減らし、310店舗体制を目指す経営効率化策を明らかにしたとあります。
熊ファミ銀、親和銀の県外店舗の統廃合が中心となり、店舗再編成と合わせて、グループの人員を約千人削減する方針です。
大企業は、困れば首切りでその場しのぎをします。そして収益を出して、株価を守ります。しかし地元中小零細企業は、簡単に首切りなどできるわけがありません。社員の家族の顔が頭に浮かび、自分の給料をカットしてでも雇用は守るのです。赤字を出しても、そのような選択をします。株価の心配はありませんからできるのですが。
私はここ数年らい、「これからは老舗が大変」と言い続けてきました。「不二家」当たりからですか、直近では「赤福」までも。経営者の倫理観についてはまたの機会に譲って、今日は「雇用」についてだけ少し書きます。
テレビを通じて私たちは、「ざまあみろ」という貧乏根性から、経営者をバッシングしています。しかし、これらの店が再生できなければ、雇用は繋がりません。20年30年一心に会社に尽くしてきた社員さんのことも、薄型テレビの裏から覗いてみてください。