同じ学舎で学び、母校へ地域へ奉仕するユニバーシティー・ライオンズクラブ

「THE Lion」というライオンズ誌があります。日本中のライオンマン12万人に配布されている広報誌です。日頃は詳しく読むこともないのですが、5月号は見るとはなしに見てしまいました。
その中で特に興味を持って読んだ記事が、表題の記事です。
要するに同じ大学の卒業生だけで、一つのクラブを組織しているのです。記事によると、長男格の「東京桜門ライオンズクラブ(日本大学)」や「東京駿河台ライオンズクラブ(明治大学)」、「東京セントポール・ライオンズクラブ(立教学院)」、「東京白門ライオンズクラブ(中央大学)」、「東京法政ライオンズクラブ(法政大学)」の5クラブです。
メンバーにこれまでどこのクラブにも所属していなかった、代々の総長や校友会副会長、学部長などの学校関係者も多く入会しており、クラブ移籍組はほとんどいないそうです。これらの大学は120周年などの歴史を誇り、またそのための基金も必要になっています。両者の思惑が、地域へ奉仕というベクトルを力強いものにしています。
また将来的な奉仕活動を見据えて、5大学で「ユニバーシティー・ライオンズクラブ基金」も設立しているようです。
さらに5クラブ合同でのアクティビティや、大学構内での献血、新年例会なども積極的に行われています。同時に大学の施設を例会場として利用することによって、会費の値下げが可能になり、会員増強がし易い状況も生まれているようです。
そして閉会前には必ず、校歌斉唱です。合同例会でも各校が校歌を歌い、それを覚えてしまったというメンバーもいるほど。校歌斉唱で、気分はもうすっかり「大学生」ですね。
取材したライオン誌日本語版委員・中島洋吉氏によれば、「箱根駅伝に出場している大学全てのユニバーシティー・ライオンズクラブをエクステンション(誕生)し、会員総会で駅伝を盛り上げるような展開も面白い」とスケールの大きい壮大な構想もあるようです。