高校野球特待制度が憲章違反だからどうするの
過去の小欄(3/16清水勝二選手の苦悩)に、早稲田大学の元野球部員・清水勝二さんの問題を取り上げました。私は大学生でも学生は可愛そうです。ましてや高校生となると、不憫としか言いようがない問題です。
確かに日本学生野球憲章第13条違反ですが、高野連もこれまでも暗黙の了解事項として、強い指導はしていなかったのではないでしょうか。今や高校野球は、「ビックビジネス」に成長しています。夏春の大会開催収入とテレビ放映権収入やら、私は高野連そのものに現況にあわないものを感じます。私はチームを強くするためには、第一に「指導者」を選び、第二に心身共に素質のある生徒を集めて、第三に恵まれた環境の中で練習をすることだと思います。高野連から、資金を出してもっと特待生に厚遇をすべきです。ハンカチ王子は群馬出身、マー君は兵庫県の出身です。彼らの恩恵を昨年高野連はどれだけ受けたか。
ここで言う恵まれた環境というものは、都会のバッティングマシンの揃った全天候型練習場だけではなくて、徳島池田高校の高低差のある練習場のような、つまり自然を大いに利用したところをも意図しています。
全国私立高校で、特待制度を導入している高校が半数の350校にも及び、集計が済んでいないものを含めると、まだまだ出てくるのではないでしょうか。
そして特待制度は果たして私立高校だけの制度なのでしょうか。私は公立高校にも、あると思います。そしてその歴史は、大変古いとも思います。
憲章制定らい半世紀も過ぎて、むしろ現実にあったように、「日本学生野球憲章」も替えたらどうでしょうか。日本国憲法と同じです。現実に合わない箇所は、合う(本当に遵守できる)制度に自らの手で替えるべきです。
集団的自衛権がない、よく言われるのですが、日本が外国から侵略されたらアメリカが助け、アメリカが侵略されたら見て見ぬふりをしなさいと政治家は自衛隊に言うけれど、これを子供社会に置き換えれば、いじめがあっても見て見ぬふりをしなさいと教育するのと全く同じです。列車の中で女性が、暴行を受けているのを30数名の乗客が知らんぷりしていたというのを聴くと、現場にいたら私もその人達と同じ行動を取るかもしれないが、もっと日本人の誇りを行動のエネルギーとしたい。
私はここへ来て、いろいろなものが変わっていると思います。あるだろうと予想できても、臭いものには蓋をして誤魔化すことが許されたこれまでと、誤魔化しが意味がないこれからならば、自分たちのサイズで、生活していきたいと願います。
原子力発電所のデーターねつ造もそうです。あるのではないかと心配していました。30年ほどしたら石油が枯渇すると言われています。これまで以上に原子力発電に頼らないと駄目になる将来、コンプライアンス(法定遵守)は遵守してもらいたい。国民も、便利だからと自販機を増やし、発電所が1基その為だけに稼働しているという現実も直視し、原発が廃棄炉になっても、その後50年から100年間は廃棄炉を密封するのにお金がかかる、つまり実際役に立たなくなったものにも投資が必要だという現実も、認識しておかなければならないと思います。