第1745回

近所づきあいは「戦略的互恵関係」でなくても仲良く

所属しているアパマンショップネットワークからお叱りのメールでした。アパートの上下階の騒音問題です。2階の女性と1階のマレーシア人家族のもめ事です。もめ事と言ったものの1階は国費留学者で日本語にも堪能で、毎月の家賃も遅れることもなくご持参頂けるし、電話番号変更など重大な変更は、わざわざ来社して通知という几帳面な外国人です。保証人は地元香川大学の教授です。

彼女はバリバリの専門職従事者です。当然高等教育の大学を卒業されていることでしょう。そうでなければ、いま従事している資格の取得はできないと思います。

お二人、二世帯は常識のある人たちです。マレーシア人の奥様は、宗教上のしきたりから、黒い布で顔を覆いますが、それともテレビなどで見た光景です。

今日のことは、2階の彼女からの本部へのメールで、私の知るところとなった訳です。聴くと1年もくすぶっている問題らしくて、担当者やまとめ役の課長も東奔西走、両方に面接して解決策を模索していたようです。

「流石」と私が感心したのは、マレーシアから留学の公務員さんは、「私が一席設けますから、松野さんもお付き合い願えませんか」と打開策を逆提案されているとか。この報告を聴いた私は、間髪入れずに彼女の携帯へ電話して、面談をお願いしました。

結果断られましたが(30歳代の若いお嬢さんが55歳のおっさんと話しするのは苦痛)、それでもネットワーク本部へは、「早々の対処で感謝します」というメールが届いたそうです。

この彼女は今、疑心暗鬼に陥っているのではないでしょうかね。われ以外皆鬼に見えるのでしょうか。悲しいことですね。

中国の温家宝首相が来日中です。表題の「戦略的互恵関係」と言うのは、今の日本と中国の為政者が、共に「友好」でなければならない関係と自覚しているにも拘わらず、各論では互いの立場の主張をくり返して、断固としてそれを曲げない。特に中国側の主張は、ひどいですね。

歴史認識という「焼き印」を、日本人すべからずに押し当てています。戦争は日本帝国軍の一部の職業軍人(A級戦犯ら)が興したもので、日本国民に責任と賠償を求めるものではない。そのかわり、その悪人が合祀されている「靖国神社」へ安倍晋三総理はじめ、新内閣閣僚が参拝することは、日中間の友好(戦略的互恵)関係を壊すものだから自重しなさいよとか。

また東シナ海の油田開発は、中国側がある程度先行開発してから、既成事実を前にして検討しましょう。もはや平等ではないのですよとか。

日本の主張する拉致、核問題は、消極的には協力しましょう。決して中国12億国民は日本人の無念を無視するものではありませんよとか。

私は50歳になって、母の闘病生活というアクシデントから、これまでの生活態度を少しは改め、掃除炊事洗濯をはじめました。やってみると存外、これが楽しいものですよ。

中国の代表も2階の彼女も、今の現実を少し棚上げにして、全く違う角度から他人事のように眺めてみたら、また違った喜び、楽しみがあるのではないでしょうか。

わが社では毎日次の標語を斉唱しています。

○だんだんよくなる

○ますますよくなる

○もっとよくなる

○きっとよくなる

○かならずよくなる

本日告別式でした、去る9日87歳でご逝去された「宮本嘉一郎」様のご冥福をお祈りします。

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