第1718回

早稲田大学清水勝仁選手の苦悩

プロ野球西部球団が、早稲田大学野球部3年生の「清水勝仁」選手に、裏金を提供していた問題で、清水君の記者会見をテレビで見ました。

かわいそうですね。悪いことには違いないのですが、貰ってしまうと、それが当たり前のことになって、「罪悪感」が虚脱するのでしょうね。悪貨ですが、それで後輩達に奢ってもやっていたのでしょうか。

私も高校生の3年間、いま所属している高松栗林ライオンズクラブから奨学金を頂いていました。その奨学金は返金の義務がないものでしたが、こうしてメンバーでいることで、その時の恩返しが少しは出来ているかなと思います。貰うことは馴れてしまいます。ある意味、和歌山県知事の収賄事件と同じ心情でしょうかね。

清水君の裏金と、私の奨学金を同列で扱うと、ライオンズクラブ国際協会から退会勧告が出そうですが、清水君からすれば、同列に近い「金員」になってしまったのではないかな。

誰が悪いと悪人捜しをするつもりはありませんが、提供側には許されざる「犯意」があることを自覚して貰いたい。そして、この類の裏金を提供している企業は、即刻中止して頂きたい。私は「西部」だけではないと思います。球界ぐるみの犯行だと考えます。同時に高校時代の関係者にも、猛省を求めたい。目先のことより、若者の将来を危惧して、「自分たちの意見」として欲しい。それぐらいこの年頃の指導者への信頼度は深いものがあると思います。親も当然ですが、大人の責任です。

清水君のこれまでの人生とこれからのことは分かりませんが、「退部」は仕方ない処分だとは思いますが、清水君!ここで負けないで、自分らしく自分で決めて、これからの人生をおくって下さい。陰ながら祈っています。そして最初は嘘をついたと証言していましたが、思い直しての自白は、大人の世界には見られない「凛」を感じました。

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