第1711回

選ばれる「観光地」は話題性と食事などの総合力勝負

昨日日本テレビ系列のローカルテレビ局で、「讃岐のうどん」と「信州のそば」のどちらが食べたいかという「ニッポン旅×旅ショー」という番組を21時から放映していました。

勝負の結果から言えば、信州長野に完敗でしたが、この番組に教えられることが一杯ありました。要するに、「あなたが行きたいのはどっち」というイメージの世界ですが、その選択肢に「食事」と「話題」と「訪問箇所の多さ」の三点の総合力で、讃岐は信州に負けたのではないかと思いました。

良く言われることですが、「昼飯はうどん」というのは分かりやすいのですが、では夜は何を食べるのかと。すると県人は、「讃岐は瀬戸内海を控えているので、魚が美味い」と言います。チョット考えると、日本全国沖縄を除いてというと沖縄に失礼だとは思いますが、国内はどこでも魚が美味しいのですね。

またある人は、「うどんという「イチロー」並みの一番バッターはいる。このランナーをどのようにして進塁させて、ホームまで帰すかが、総合力の差だと言います。いくらイチローでも、センター前のヒットで出塁して、二盗・三盗・本盗で得点というパターンでは息切れします。次の打者が、ヒットでなくても、せめて犠牲バンドでもいいから走者を次へ進めなければ。

うどんは、「早い」「安い」「美味い」の三拍子揃っていて、昼食にはぴったりですが、逆に夕食にむかないのです。もちろん「うどんすき」などの高級メニューもありますが、この場合はうどんが脇役です。マロニーちゃんの代わりうどんを最後に入れるだけです。そばを食べながらは、日本酒がぴったり。うどんを食べながらビールといのもイメージしにくいですね。淡泊淡泊という組み合わせじゃないですか。

だから東京を出発してうどん巡りをした東京人も、宿泊することなく、最終便までには東京へ帰ってしまいます。航空料金が高いのにと考えがちですが、今の若者は、一点豪華主義で、行きたいと思えば、香港へ北京ダックをたべにも行きます。

もっと賢い人は、公共料金もマイルがたまるカード決済にしています。15,000マイルで高松往復ができます。うどんはカード決済が出来ませんが、食べても2~3,000円もあればお釣りが来ます。

併せて宿泊地も必要ですね。テレビで紹介された「花樹海」からの瀬戸の夜景で負けたら、金比羅さんの温泉宿でも歯がたつまい。さあーここが思案橋ですね。「サミット」がここ瀬戸内海で行われたら状況は変わります。いま「直島」が静かな観光地になっています。

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