第7468回

公益財団法人オイスカ四国支部第313回常任幹事会&忘年会

オイスカは中野與之助初代総裁から、日本軍が先の大戦で蹂躙した地に米を植え、作物の種を蒔き、木を育て、人材も育成して60年間やって来ています。本部を日本に置き、現在36の国と地域に組織を持つ国際NGOです。日本国内に4つの研修センターを持ち、ざっくり言うと各地各国の研修センターから選ばれた若者が、日本国内研修センタへ派遣されています。ここで1年2年3年の研修を受けてまた母国へ帰り、そこで学びを広げてくれています。

写真は今年11月27日(日)『第27回山林SUN体験・下草刈りボランティア活動』の様子です。残念ながら私はコロナ陽性で参加できず、3年ぶりに復活した塩入温泉でのうどん接待も食べられず残念無念。本来なら崇高な下草刈り作業に不参加を嘆くべきですが、うどんが食べられなかった方が印象に残っています。相変わらず、三毒(貪欲・怒り・愚痴)に侵されている私がいます。

オイスカの活動は実にシンプルです。これを継続しているところが、私には魅力で、ついつい研修生に幸あれと、力が入ってしまいます。四国支部もその傘下にある高松推進協議会も、会費や寄付金を集めることによって、四国研修センターへ呼ぶことが出来る研修生の数が決まる仕組みです。集金金額の半額が四国研修センターへ交付され、そこから研修生の渡航・滞在費が支払われます。

オイスカの研修制度は、金銭面で言うと研修生の負担はありません。その代わり『技能実習生』のように、給料を支払うという制度ではありません。オイスカの研修生と技能実習生が、一つ屋根の下で『日本語教育』を受けているのは現実です。オイスカも技能実習生の日本語教育で、幾らかの受講料を頂いているのも事実です。オイスカ研修生制度は、あくまでも会員の協力で成り立っています。

従ってシンプルに、会員増強とその他雑収入の確保が組織の大義であります。1人でも多くの理解者を得て、少しでも多くのその他収入を絶えず考えています。今年高松推進協議会では、9月に『チャリティゴルフ』を、10月に高松秋のまつり仏生山大名行列で『オイスカエスニックカレー』を販売することが出来ました。一つは収入増ですが、オイスカの広報にも貢献していると確信しています。知った人のなかから、会員が誕生しています。

またオイスカは、米を植え、作物の種を蒔き、木を育て、人材も育成していますが、植樹方法の模索も続けています。3.11東日本大震災からの宮城県名取海岸でのクロマツ植樹では、特段の成果を挙げて高く評価されています。次に取り組んでいるのは、今後10年の一大プロジェクトとして、20世紀最大の環境破壊と言われる中央アジア・ウズベキスタンのアラル海で4万ヘクタールの沙漠緑化に挑んでいます。

中央アジア・ウズベキスタンは勿論私も行ったことがありませんが、『・・・スタン』がつく国は、貧しい中央アジアの国だと聞いております。中華人民共和国近くの『パキスタン・アフガニスタン・タジキスタン・トルクメニスタン・そしてウズベキスタン』。そんな山岳・平原地にあるアラル海は、海と言いながらもカスピ海から離れた湖です。

本イベント(本年11月26日(土)に行われた対談)では、ウズベキスタンのプロジェクトを例に、SDGs(持続可能な開発目標)の本道を貫く『オイスカの緑化』を考えるトークイベント2022を開催し、今は動画投稿サイト『ユーチューブ』で観ることが出来ます。2時間もあると不評ですが、面白い内容だったと絶賛されています。

伝聞ですが、中央アジア・ウズベキスタンのアラル海は、過度の灌漑が原因で60年前の10分の1ほどまで面積が低下。干上がったアラル海の湖底には、塩が白く浮き上がっている。強風で巻き上げられた塩分を含む砂により、周辺住民の呼吸器系の健康被害が発生している。地元農牧民と漢方薬(これが高く売れることから)の栽培を行いながら、塩害や沙漠化防止の研究も行っています。

オイスカの説明が長くなりましたが、本日は標題の常任幹事会と、研修生14人を招いての忘年会が、ラ『La’なら別館絆』で行われました。例によって研修生が踊って、元気をくれます。メキシコからのサライさんは、来年2月の大阪マラソンに出場しますが、今日は「ほんの少しだけ」と言って熱燗をグイグイ飲んでいました。『テキイラ』の国メキシカンも、ここ2年くらい研修生として来日しています。ラテン系は陽気で、楽しいですね。元気をもらいました。

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