第3701回

渕田浩二がやってきた

今春入社した新宮さんが、「社長、重説(重要事項説明)お願いできますか」と前日言ってきました。重説は、宅地建物取引主任者がすることと法律で規定されていて、普段は仲間通しでやっています。私のところへ来ることはあまりないのですが、賃借人が私の龍雲中学校の同級生だと知って、新宮が私に言ったのだと思います。

渕田浩二は、3年生の時は3組でした。あの頃と何にも変わっていません。50年には届きませんが、およそ半世紀後の同級生の姿でも、それは確かに面影があります。彼は首都圏で働いていて、6月の定年でふるさとへ帰ってきたのです。

自宅をリフォームするというので、短期間の賃貸借契約です。彼のように、定年退職後にふるさとに凱旋する友は、そんなに多くはありません。しかし還暦ともなると、不動産がらみの相談が増えます。そういう意味では、私は30年間ここにいて、商売をさせて頂いています。みんなの情報源にならなくてはならない立場です。

渕田浩二の父親はすでに他界し、母親は施設に入っていると言います。長く地元を離れていて、不自由なことが多いと思います。相談は何でも引き受けます。ワンストップサポートサービスが、私の目指す不動産業です。もちろん不動産以外でも何でも聞いてくれよな。

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