競売不動産取引で「新資格『競売不動産取扱主任者』」創設
一般社団法人不動産競売流通協会はこのほど、新規資格試験として「競売不動産取扱主任者」認定試験を創設、第1回試験を12月4日(日)に東京・大阪・福岡で実施すると発表しています。
競売不動産に対する注目が高まるなか、競売不動産のアドバイスを的確に行なえる事業者・人材が必要とされていることから、宅地建物取引主任者に対して競売不動産の入札から、落札、明渡しまでに必要な知識および能力に関する試験を行ない、試験合格者に主任者証を交付し、競売不動産に関する一定水準の知識、能力を証明することが狙いと書かれています。
同協会は競売不動産を正しく広め、一般的に流通させることを目的に、競売サポート業者への教育活動や競売不動産のデータベース化などを行い、会員制組織(正会員全国112社)で運営している協会です。でもこれまでは、聞いたことがない組織です。起死回生の大勝負のような感じもします。感じから、漢字検定協会を彷彿とさせます。
試験の受験資格は宅地建物取引主任者試験合格者(未登録者も可)に限り、宅建主任者実務に肉付けをする考え方。これまで競売に関係する特別な資格はありませんでしたが、トラブルになるケースもあると聞いています。所有権移転の他、競売執行官は何もしてくれませんから。
確かに法改正で、悪質な占有者が闊歩することはなくなりましたが、事前に内覧が出来にくく、確かに価格面では安いのですが、心配なところがあります。以前は執行官室に「競売専門家」と言われる不動産業者や投資家が多かったのですが、今は「素人」も多く集まって、「高値安定」とも言われています。
初年度は合格率も高いことが推測される為、受験するならば今年でしょうが、必要な資格かどうかも見極めなければ、受験料15,000円も登録料15,000円も必要となります。参考テキストも、8千円超もするようで、受験も遠隔地でどうしますかね。
http://www.fkr.or.jp/adviser/gaiyo.php http://www.fkr.or.jp/adviser/gaiyo.php