第3041回

宅建業者みずからの自主巡回調査

(社)香川県宅地建物取引業協会指導部では、毎年この時期に、支部巡回調査をしています。県内12の支部で、およそ10%の100業者ほどを巡回します。高南支部には89名の不動産業者が所属していますが、その中身は老若男女、お年も業歴もまちまちです。

若くて知らない人、業歴が古くてもサボっている人、いろいろな不備が散見されます。本来は、香川県住宅課の仕事ですが、その際に発覚すればペナルティ、事前の巡回調査であればもちろん助言はしますが、ペナルティはありません。

本日は所管の指導部員、端田章二さんを先頭に、副支部長林邦彦さんと松本信一さんと私が12社を訪問しました。また途中の旧綾南支部へ入ったところから、大西一正さんが加わりました。今年は、この春新たに支部編成で高南支部に加わった、旧綾南支部の会員さんのところを中心に、お邪魔をしました。

いずれも事前に状況をお知らせしているのですが、建設業と兼業の会員さんなどでは、「個人情報取り扱い規定」も、「本人確認書」も見たこともないという人もいらっしゃいました。必要書類等も変わっているし、調査のやり方も変わっています。やはり事前に、定期的に巡回することは、決して無駄ではないようです。

特に多いのは、「業者標」と「保証協会看板」、「指定流通機構看板」の3つを外に出していない業者さんが多かったのです。なかには、「外に出していたら盗られませんか」という心配の声もありましたが、私は30年近く、盗られたという話は聞いていません。盗っても、みんなが使えるというものではありませんから、大丈夫です。

私も建設業や、過去には保険募集業も兼業していましたが、このような業界自主巡回調査なるものは全くありませんでした。当然と言えばその通りですが、自らのマーケットを快適な状態にしておくという実践の一つとして、私は良い方法だと考えています。

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