第2787回

国土交通省の住宅瑕疵(かし)担保履行法周知会

最近この手の周知会が増えました。感覚的には「建築がらみ」のものですが、今日の説明の中でもありました、「耐震偽装問題」いわゆる「姉歯秀次元一級建築士問題」に端を発した、「建築行政の大改正」が緒に就き、一部の実施が強引にはじまったと言う印象です。

私は20年ほど前に、建物のことを知るために木造建築士の資格を取得しましたが、その後施工関係の資格や、思いがすぎて「建築免許」まで取得してしまいました。どちらも「松野不動産株式会社」ですから、宅建業で届いた今回の知らせか、建設業で届いたものか定かではありません。感じでは、両方に「重複は可」として出しているように思われます。

しかし「姉歯問題」が発覚するまでは、建設業の講習会は、法定の名ばかりのおざなりのもので、少なくてもここ1~3年のような、計画的な大規模なものではありませんでした。県の担当部署に怒られそうですが、「国のやることはやはり違う」そんな感触を持っています。

ところで本日は、香川県民大ホール(「あなぶきホール」と穴吹工務店の冠がまだついています。千人収容)に、宅建業者・建築業者と思われる人々が集まっています。主催は、「住宅瑕疵担保履行法講習会協議会」で、国土交通省(ともに大臣免許権者)、四国地方整備局(国土交通省の出先機関)、香川県(知事免許権者)が問い合わせ先となっています。

何だかすっきりしませんが、その説明内容や資料(説明は国交省職員)は、大変分かりやすい流石エリートが作ったものの臭いがします。

 

庶民的に言えば、「新築住宅(リフォームを含む)に対する保証」を業者に担保させる「仕組み」の周知徹底の話しです。その担保方法に、①供託②保険保証の二つがありますが、どちらも業者の新たな負担を加重するものです。

もちろん「住宅瑕疵担保履行法」は、昨年10月引渡分から適用がすでに始まっていますが、一年で3月31日と9月30日の2回の締め日を決めて、その間に引渡のあったものの「結果」を報告する仕組みです。

つまり○月○日引き渡した「××邸の新築工事」は、保険に加入して担保しましたという結果の報告をその時と、そしてこれから10年間の責任期間に、忘れないためにか「合計△戸」が保険加入中ですよといった具合に報告させる仕組みです。

この「徹底度」は感心します。と同時に、机上論の好きな高級官僚が考えそうな仕組みで、その責任期間が10年ですから、その間は毎締め日ごとに、「今期間の引渡なし。これまで10戸」とわかるデーター化がいるようです。

それと何とも言えないネタが、「住宅版エコポイント」制度の創設です。平成21年12月8日閣議決定と書いてありますが、①環境②景気対策に編み出された苦肉の策で、補正予算壱千億円をつけての対策です。

住宅の新築(平成21年12月8日~平成22年12月31に建築着工したもの)と、リフォーム(平成22年1月1日~平成22年12月31日工事着工したもの)の二つ。ただし平成22年1月28日(補正予算成立日)以降に工事が完了し、引き渡されたもの。

そしてそのポイントは、エコ住宅の新築30万ポイント(30万円一律)、エコリフォーム上限が30万ポイントとなっています。また「ポイント即時交換」制度があって、極端な話し、追加工事は終わった工事のエコポイントを使って追加発注すれば、それにも使えるようです。

何をする(生きていく)にも、工夫がいるようです。

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