第2584回

香川県大会の優勝は寒川高校で高商は3年連続準優勝

完膚なきまでの敗戦でした。本日第91回全国高校野球選手権香川大会の、優勝戦が生島町サーパススタジアムで、13時から開催されました。私は「今日は勝つ」として、試合の応援に駆けつけました。今日は勝つ、負けることはないと信じていました。

結果は寒川高校の完勝でした。母校高商は、ダブルスコアーの4対8で敗れ去りました。まさに完膚なきまでの敗戦でした。

「今年こそ優勝」の声は、全国各地のOBから寄せられていました。先の東京支部でも、是非今年の香川県大会で優勝して、甲子園大会に臨んで欲しいと熱いエールが贈られていました。地元人より、地元以外の者が高商復活を強く強く臨んでいます。

結果高商は、3年連続準優勝という結果に終わりました。初戦敗退よりほんの少し足りないという戦果に意味があるのでしょうか。私は準優勝でも、初戦敗退も同じだと思います。

高校野球チームの甲子園での優勝は、短期間ですが、まさに「経営」ではないかと思います。限られた部員の中で、与えられたスケジュールに乗っ取って、最高の全国優勝を夢見て、予選初戦から戦いが始まります。

母校高商のこの2戦を見る限り、甲子園への道は遠いと思いました。良い線まで行っても、最後に勝たなくては甲子園へは行けませんし、甲子園でも勝てません。この微妙な差は何なのでしょうか。

特に今日の優勝戦は、初回5点を奪われてから後手に回って、ついに寒川高校に追いつくことがありませんでした。投手の立ち上がりが悪かったという、単純な問題ではなくて、深く厳しい問題がそこに内在していると思います。

私は選手個人をとやかく言う気持ちは全くありません。良くやったご苦労さんと手を合わせています。しかし今日の結果を見る限り、高商の敗因の一つはキャッチャーです。昨日も守備のエラーが多すぎると書きましたが、初回の5点献上は、捕手の動揺も投手以上に悪影響を与えたと思います。

試合の運び方を経営と捉えるなら、両監督とも高商から同じ大学へ進み、教員になったお二人です。ここまではお二人の過去に差がありません。ですが寒川高校の宮武監督は、香川県職員の地位を捨てての監督業です。

私は優勝した寒川高校で講演をしたことがあります。就職学生へ「働く意味」の駄弁を労したのです。その時、輝く目の野球部員の彼がいました。勿論その彼はOBになっていますが、その視線のDNAが継承されているならば、寒川高校はそこそこ良い試合をするのではないでしょうか。

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