第2350回

大学を運営する学校法人が34億円損失 金融危機の影響

名古屋のとある学校法人が、資金運用が目的のデリバティブ(金融派生商品)取引で、最近の円高のために今月時点で34億円の損失を出していたことが6日分かったと報道されています。

この学園は2006年度から同取引を金融機関と契約し、今年9月以降の急激な円高を受けて、損失が膨らむ見通しとなり、今月に入り契約を解除して損失額が判明して34億円のマイナスが確定したそうです。

ただしこれまで16億円の収入を挙げていて、実損は8億円と釈明しているようですが、儲けた分は恐らく幾らか使っています。それは過去の遺産です。損失は今の損です。

同学園の07年度の収入は、授業料や補助金など併せて約210億円だと言っています。学校運営や学生の授業には影響がないと発表されていますが、一時的には困ることになると思います。

続く学校法人や公益法人が、これから年末や年度末までに幾つか出るのではと心配しています。

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