天皇がはじめて軍服を着た明治時代
NHKが恒例の大河ドラマの終了を早めて送る、「坂の上の雲」。司馬遼太郎さんが10年かけて取材し書いて、昭和43年から47年まで産経新聞に掲載された原作を映像化したものです。
司馬遼太郎さんは、元産経新聞記者。その後平成11年から半年間集中して、「今読み返す坂の上の雲」と題して再度連載されました。平成11年は1999年、翌2000年は平成のバブルと言われる「リーマンショック」が起こった年です。少なからず日本も浮かれていた時代です。
「坂の上の雲」の映像化は、司馬遼太郎本人も大変嫌っていたと言われ、現に一度も映像になっていません。長編であるが故に、コンパクトに伝える映像化では意が伝わらないと拒んだものです。ややもすると、戦争を美化することにも使われかねません。
その意を受け継ぐ夫人も、NHKや時の中村時広松山市長の申し出を頑として断り続けていました。しかしその結果がこうして、平成21年1…

























